ベビーソープとは

ベビーソープとは直訳すると「赤ちゃん石鹸」です。
赤ちゃんの場合大人のようにシャンプー、洗顔、ボディソープ等
使う部位によって洗浄剤を使いわけるということはあまりしません。
その為、赤ちゃんの全身に使える石鹸というイメージです。

ベビーソープの場合必ずしもイコール石鹸ではありません。
シャンプーや洗顔、ボディソープ等これらは洗う為、すなわち洗浄する為に使用するものであり、
配合成分のメインは洗浄成分です。この洗浄成分のことを界面活性剤といいます。

界面活性剤とは本来は互いに交わることなく反発しあう水と油、
そのどちらにもなじみやすく、それぞれの表面張力を弱めるという性質があり、
この界面活性剤を使用することにより、
皮脂汚れ等の油と水を混ぜることが可能になり、汚れを落とすことができます。

石鹸もこの界面活性剤の一つなのです。
おおまかに分けると石鹸、石鹸とその他の界面活性剤との複合成分、石けん以外の界面活性剤という3つの分類に分けることができます。

石鹸はヤシ油等からとれる脂肪酸と水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムが混ぜ合わさり反応したもののことを呼びます。水酸化ナトリウムと反応してできたせっけんは固形石けん、水酸化カリウムと反応してできたせっけんは液体石鹸です。

石けんの場合の成分表記も何種類かあります。
石けん素地、水という記載の場合とラウリン酸、水酸化Na、水と記載される場合がありますので、
このような記載がある場合は石けんベースだと考えて問題ないでしょう。
もちろん他の界面活性剤をプラスで配合している場合もあります。

ちなみに基本的に石けんはアルカリ性です。石けんで洗顔等した時はさっぱりして肌がつっぱる感じがしてなんとなく汚れが全て落ちた気がします。
そして、シャンプー等に使用する界面活性剤の多くは弱酸性です。弱酸性は使用後にぬめり感が残り汚れを落とし切れていないような気がします。

刺激の面をみると人間の肌は弱酸性の性質なので、アルカリ性は強刺激、弱酸性は低刺激です。

アルカリ性か弱酸性どちらがいいかについては様々な意見がありますので、いったんおいておいて、
それよりも石けん以外の界面活性剤というのはとても多くの種類があり、
刺激が強く赤ちゃんに使用するベビーソープにあきらかに向いていない成分もあれば、
肌に優しくとても低刺激の成分もあります。

赤ちゃんのベビーソープは最初にいいましたとおり、
全身に使うことが前提となりますので、
もちろん全身に使っても問題のない低刺激で優しい洗浄成分を使用している必要があります。

赤ちゃんの為のベビーソープ

赤ちゃんにとって良い石けん、いわゆるベビーソープとはどのような石鹸でしょうか。

皆様ご存じのとおり、そして赤ちゃん肌という言葉が存在するように
赤ちゃんの肌は潤いもあり、もちもちとした弾力もあるいわゆる美肌というものです。

年を重ねるにつれて潤いがなくなっていき、シワができ、紫外線等を浴びてシミができると肌のトラブルや肌のお悩みが出てきます。その為化粧水や乳液、美容液等でお肌のケアをすることにより赤ちゃん肌を取り戻そうとするのが大人のスキンケアです。

大人のスキンケア商品には高価な保湿成分や美肌成分、美白成分等美容成分が使われています。
しかし、これはあくまでも赤ちゃん肌を目指すために使うのであって、
赤ちゃんにはこれらの美肌成分や美白成分は必要がない成分です。

むしろ赤ちゃんに必要なことはしっかりと汚れを落とすことです。
赤ちゃんは新陳代謝が活発なので、よく汗をかき、あせもになりやすいのです。
必要以上に皮脂汚れを落とす必要はありませんが、汗をきっちり落とすことは大切です。

そして、赤ちゃんの肌はとてもきれいな肌である反面、外からのダメージに弱いという面もあります。
シャンプーやボディソープ、洗顔等これらに共通して使われている成分は界面活性剤と呼ばれる洗浄剤です。
この界面活性剤によって汚れを落とします。
石鹸もこの界面活性剤の一つで、石鹸と石鹸とその他の成分の複合、石鹸以外の成分と
大きく3つのタイプに界面活性剤を分けることができます。

界面活性剤もお肌に優しく非常に低刺激で赤ちゃんに使用できる成分から
大人の肌であっても洗浄力が強く、刺激も強い成分までピンきりです。

赤ちゃん用のベビーソープに使うのであれば、もちろん低刺激で優しい界面活性剤を使用しているものを使用すべきです。

しかし、昔はとても珍しく少数派であったアトピーの子供が現代社会ではとても多く多数派となるほど増えています。
アトピーの赤ちゃんは肌が乾燥しやすいのであくまでも肌にできる限り優しいという条件のもと保湿成分が多少入っているほうがいいかもしれません。

その場合の保湿成分の候補はもともと人の肌の成分構成として存在しているセラミドやヒアルロン酸等が赤ちゃんの肌にとっても優しくなじみやすいのではないでしょうか。

以上のことから赤ちゃんの為のベビーソープとして理想的であるものは、
最低限の保湿成分であるセラミドやヒアルロン酸等が配合されており、それ以上の美肌成分や美白成分は配合しておらず、赤ちゃんの肌にも優しく低刺激な洗浄成分を使用しているベビーソープだといえるでしょう。